| 最終更新日 2008年3月9日 更新記録 |
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「連帯運動」の第2回研究会で取り上げた、植草一秀氏の控訴審が去る3月17日に結審となり判決が出ました。 弁護団による説明は完璧に無罪を証明するものでしたが、結果は有罪です。 その公判傍聴記を「活動記録」の〈第二回研究会〉にリンクしましたので参照ください。 ■ 第3回研究集会(1月28日開催) 報告者:佐藤昭夫 弁護士(早大名誉教授) 「JR浦和電車区事件」 報告者:後藤昌次郎 弁護士 「国労5・27臨大闘争弾圧事件」 ![]() 報告する佐藤弁護士(右)と脇で聴く後藤弁護士(左) 佐藤昭夫弁護士は、国労執行部が組合民主主義をいかに踏みにじった不当な対応であったかを強調し、一方の後藤昌二郎弁護士は、組合を辞めようとした組合員がいかに身勝手で怪しげな行動をしたかを強調した。 「二つの事件は、組合多数派と少数派が対立する関係において、一方は少数派が被告となっているし、他方は多数派が被告となっているという、構造的にはまったく対照的な事件であるが、二つの事件は本質的に、相反するものと見ているのか、共通するところがあると考えるか」との質問に対しては; 佐藤弁護士は、官憲が組合活動に不当介入したという点での共通性はあるが、浦和電車区事件は組合員の組合選択の自由が侵されたという問題がある、と違いは無視できないとした。それに対して後藤弁護士は、団結権として当然許される範囲の組合活動にちょっとした歪みが生じ、そこに官憲が介入し不当に長期拘留した「人質司法」という共通点を本質とした。お二人の発言は、官憲の不当介入という点の認識では共通したし、それぞれ今後連帯運動が研究すべき重要な問題を示していた。 ■「連帯運動」の呼びかけ■ 警察・検察の無法・横暴を許さない連帯を! 私は君の言うことに賛成しないが、君がそれを言う権利は死んでも守るつもりだ この頃、世の中がおかしいと思うことが多くあります。なんとなく戦前のある時期に似てきました。事件ともいえない出来事を口実としての、官憲による社会活動家の不当な逮捕・長期間の拘禁もその一つです。自衛隊官舎でイラクへの派兵反対のビラをまいた市民活動家、基地反対の集会に参加しただけの宗教者平和活動家、トイレの壁にイラク戦争反対と落書した青年、政党の区政活動報告書を配布した公務員、機関誌号外を配布しようとマンションに立ち入った政党活動家、当たり前の労働組合活動をしていた組合員、言われなき差別攻撃を受けている在日朝鮮・韓国人、等々が不当に逮捕・拘禁された例には事欠きません。なかには一年以上の長期にわたって不法に拘禁された者もいます。 ここには警察・検察を通じての明らかな権力の意思が見て取れます。権力に抗ったり、異議をとなえる者を見せしめにする、という意思です。その邪悪な意思は、市民・平和運動、政党活動、労働組合運動、在日外国人へと幅広く及んでいます。一方で、いじめを口実とした警察の教育への介入も検討されています。また、共謀罪の制定も執拗に策されています。最終的に意図するところは、戦争を始めても誰にも逆らわせない警察管理国家でしょう。 これまでも当然それぞれの現場は有効な反撃を試みてきました。しかし、政治的分裂、過去のしがらみ、権力とメディアの操作等々により、残念ながら必ずしも連帯した闘いが組まれていません。こうした市民の基本的権利を抑圧する動きに対しては、戦前からの教訓を生かすなら、その兆しのきわめて初期の段階から、ひとつひとつの現れに対して、個々別々ではなくお互い連帯し統一して反撃することが肝要だと信じます。ここにわれわれは「警察・検察の無法・横暴を許さない連帯」をめざす運動(抗議・支援集会、講演会・シンポジウム、討論・研究会など)を提唱し、広く賛同を呼びかけます。 2007年4月6日 |
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「警察・検察の不法・横暴を許さない連帯運動」
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